アフリカの中低所得者層をターゲットにして、事業として成り立つのか?

2024.11.06
ANZA編集部
アフリカの中低所得者層をターゲットにして、事業として成り立つのか?

アフリカの人口は2024年に15億1,514万人に達し、今後も増加が見込まれている(出所:UN)。また、経済成長率は2024年に3.8%、2025年には4.2%と、世界平均を上回る成長が予測されている(アフリカ開発銀行)。しかしながら、ケニアやナイジェリアといったアフリカの中でも人口規模、経済規模の大きな注目国でも、1人当たりGDPはまだ2,000米ドル台の前半で推移している。これを月に換算すると200米ドル、つまり約3万円程度に留まっている。こうした状況から、「アフリカ市場には本当に商機があるのか?」と疑問を持たれることもあるだろう。

ちなみに、「アフリカは『国単位』ではなく『都市単位』で捉えるべき」という意見もある。例えば、ケニアで考えると、首都ナイロビでは、国の1人当たりGDPの約2.5倍に達するが、その人口は500万人以下に留まる。しかしこのように都市に限ってしまうと、アフリカ全体の15億人というせっかくの人口規模のメリットが薄れてしまう。そのため、事業規模を拡大するにあたっては、中低所得者層を含む広範な市場をターゲットにすることで、この人口規模のメリットを享受しうることができる。

AAICの投資先には、中低所得者層をターゲットにし黒字化を達成しているスタートアップも存在する。本稿では、その中から2社を取り上げ、アフリカ市場でのビジネス戦略の参考にしたい…

(続きはANZAを運営しているAAICのNoteをご覧頂けます)

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