ヤマハ発動機、アフリカでのビジネス拡大に向けてシェアリング事業に参画

2019/08/02

デジタル経済の発展が期待されるアフリカにおいて、今後のビジネス拡大に向け事業体制を強化する動きが強まっています。ヤマハ発動機(以下ヤマハ)もその一つで、7月30日、アフリカでシェアリング事業に参入すると発表しました。

同社は、新規事業のため、西アフリカのナイジェリアでスマートフォンのアプリを使った二輪車タクシーの配車や荷物の配送サービスを手掛ける米スタートアップ企業のマックスに6月に出資し、事業に参画しました。同社と協業し、ヤマハの強みを生かして、二輪車や部品を提供し、アフリカ用に開発した新型車両を約1千台も提供する予定です。

ヤマハのアフリカ展開は西アフリカだけにとどまりません。すでに、東アフリカのウガンダでは、二輪車による荷物の配送サービスを手掛ける現地のクーリエ・メイトと協業しています。ヤマハ発の強みである、配送システムを築き運営を効率化するシステムや、二輪車を提供しています。さらに、ウガンダを皮切りに年内にケニア、来年はタンザニアでの展開も計画しています。また来年には、ケニアで産業用無人ヘリコプターやドローンによる農業・防災支援事業を計画しています。

ヤマハのアフリカでの事業の歴史は長く、1960年代からアフリカ市場の開拓を進めています。現在はアフリカ52カ国で船外機や小型浄水装置などの事業を展開しており、アフリカでの売上高は年100億円以上と言われています。「将来的には、アフリカ事業を北米(年間売上高は3657億円)や欧州(同2173億円)などに並ぶ事業規模に育てていく」という社長のコメントもあります。

アフリカに進出している日系企業の中でも長い歴史をもつヤマハ発動機ですが、その中で培ったノウハウやネットワーク、またグローバルなスケールで認知されている同社のブランドを生かして、アフリカのモビリティビジネスの新たな領域にチャレンジしています。今後も動向に注目したいです。

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<参照記事>
日本経済新聞 2019年7月30日 「ヤマハ発、アフリカでシェア事業 現地新興企業に出資 」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47976490Q9A730C1L61000/

ヤマハ発動機株式会社 HP 「小型浄水装置や船外機、産業用無人ヘリコプターなどを展示 第7回アフリカ開発会議併催 ジャパン・フェアへ出展」
https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2019/0730/japan-fair.html