Chipper Cashがついにユニコーンの仲間入り、9月にはTwitterとの連携も発表!

2021.12.01
ANZA編集部
Chipper Cashがついにユニコーンの仲間入り、9月にはTwitterとの連携も発表!

150百万ドルの調達でユニコーン入り


2021年11月、アフリカでクロスボーダーの決済アプリを提供するChipper Cash(チッパーキッシュ)はシリーズCの追加拡張ラウンドで150百万ドルの調達に成功しました。同社は今年5月にもシリーズCで100百万ドルを調達しており、合計250百万ドルを半年のうちに調達したことになります。

今年5月の調達で一部でユニコーン入りの報道もありましたが、直ぐにその報道が訂正されるなど、Chepper Cashのユニコーン入りは直前のところで叶っていませんでした。しかし同社の勢いはアフリカのフィンテック業界でも抜きん出ており、今回の調達で満を持してのユニコーン入りとなりました。今回のラウンドでのバリュエーションは2,000百万ドルを超えると報道されています。

Chipper Cashは今年に入り、サービスの提供地域拡大を勢力的に行っており、既にイギリスにも進出し、欧州からアフリカ諸国への送金も可能にしています。またアフリカ地域内でも7カ国にサービス展開しており、今年10月からはアメリカ市場にも参入しています。

今後アフリカ域内のクロスボーダーの送金を促進するだけではなく、他地域からアフリカ、アフリカから他地域への送金の活性化にも大きく活躍するでしょう。

Chipper Cashが、Twitterの投げ銭機能「Tip Jar」の送金で利用可能に!


また今年9月、Chipper Cashは、Twitterの新サービス「Tip Jar(チップ・ジャー)」において、その送金プラットフォームを担う1つの企業になりました。

2021年9月23日から世界的に利用可能になった、投げ銭機能「Tip Jar」はTwitter上のクリエイターなどを金銭的に応援することを想定されています。

既にYouTubeなどでは、「スーパーチャット」と呼ばれる投げ銭がYouTubeの文化として根付いており、Twitterでも同様に、また独自の広がりを見せるかが注目されています。

支払いに利用できる決済サービスは国や地域により異なっており、アフリカのケニアではChipper Cashのプラットフォームが採用されました。アフリカ7カ国とイギリス、そしてアメリカの合計9カ国でサービスを展開している点は、全世界にサービスを展開するTwitterからみて魅力的な企業だったのではないでしょうか。

またTwitterもガーナにアフリカ初の拠点を置くなど、アフリカと関わりが深くなっています。今後その関係性にも注目していきたいところです。


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《参照》
2021年12月1日閲覧
Chipper Cash gets $2B valuation with $150M extension round led by FTX

 

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