アフリカでビジネスを展開する『ロート製薬』ってどんな事業をしているの?

2019/10/09

今回は、日本でビジネス展開する日本企業の中から、ロート製薬株式会社について見てみます。同社は9月19日、アフリカで目薬の発売を開始したと発表し、エチオピアで処方薬として眼科医に売り込みます。

なぜエチオピアなのか?

“エチオピアはアフリカ各国の中でも、日積紫外線量の平均値が高いエリアとされており、ROHTO ICEには紫外線による目の不快症状に効果がある硫酸亜鉛水和物を配合しています。今後はエチオピア以外のアフリカの国々でも目薬販売を目指して、眼病予防を目的とした目薬習慣の啓発活動にも努めて参ります。(同社HPリリースページを引用)”

元々、エチオピアでは乾き目に効能がある目薬の需要がありは米アルコンが市場をほぼ独占し、製品が不足する問題が起きていました。このたび、ロートはこれまでの日焼け止めなどスキンケア商品に加え、目薬も投入して海外市場での拡大につなげる意向です。

アフリカでのビジネス展開?

ロート製薬は、アフリカ2か国(ケニア・南アフリカ)に事業所を持っています。その他にも、これまでのアフリカにおけるロート製薬との活動例として、NPO法人タンザニア眼科支援チームにロート製眼内レンズを無償提供したことが挙げられます。

“1996年に設立されたロート・インドネシア社は、アセアン地域で初めて、白内障手術用の眼内レンズ(IOL)の製造販売をスタートしました。地域の眼科医に眼内レンズの品質を理解してもらう難しさなどの課題を乗り越え、今ではインドネシアを含む11ヵ国で販売をしています。白内障による失明を減らすことができる眼内レンズは、社会貢献にもつながる大切な事業です。現在、NPO法人タンザニア眼科支援チームに眼内レンズの無償提供(2019年度は35セットの眼内レンズを無償提供)を実施するなど、「見ること」へのサポートを積極的に展開しています。(同社HPより引用)”

ロート製薬の目薬が、エチオピア目薬市場でどのようにプレゼンスを高めるか、また今後のビジネス展開が楽しみです。

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<参照>

日本経済新聞 「ロート製薬、アフリカで目薬販売 まずエチオピア」 2019年9月19日
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49998730Z10C19A9LKA000/

プレスリリース 「エチオピアにて、充血や目の乾きに効能があるROHTO ICE発売開始」
https://www.rohto.co.jp/news/release/2019/0919_01/