Andelaがアフリカユニコーンの仲間入り
アフリカをはじめとする新興市場のエンジニアを世界中の企業とマッチングさせるサービスを行っているAndela(アンデラ)がユニコーンの地位を獲得しました。
現在ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)が主導するシリーズEの資金調達ラウンドで2億ドルを調達した後、評価額が15億ドルとなっています。
これまでにもソフトバンク・ビジョン・ファンドは今年8月にアフリカのスタートアップOpayに4億ドルを投資するなどアフリカの企業と積極的に関係を構築しています。
そしてナイジェリア発のAndelaは、2021年の西アフリカのユニコーンとしてセネガルのWaveとナイジェリア・米国を拠点とするFlutterwaveに加わります。
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新しい働き方を推進するAndela
Andelaはアフリカにおけるソフトウェア開発者とエンジニアの深刻な人材不足を解消することを目的として、2014年にナイジェリアのラゴスで会社を設立しました。当初はエンジニアの教育事業を主で行っており、厳しい競争をかいくぐってAndelaのプログラムを修了したエンジニア”Andelan”は憧れの存在となっていました。
現在は企業と新興市場のエンジニア人材をつなぐグローバル人材ネットワークサービスに重点を移しており、サービスの中ではエンジニアの技術的スキルとソフトスキルを評価することで
それらを最も適した企業チームと照合させています。
GitHub、Cloudflare、ViacomCBSなどの何百もの大手企業がAndelaを活用して、エンジニア人材を迅速かつ費用対効果の高い方法で雇用しています。
またAndelaのチームは4大陸にまたがる分散型組織で仕事はリモートで行われています。
Andelaが急成長した理由と今後の成長見込み
新型コロナウイルスによる影響を受け始めた当初こそ雇用の凍結によりAndelaは行き詰まりかけたものの、リモートワークが主流になり始めてからは、以前にも増して需要が高まる結果となりました。今後さらに人々のライフスタイルが多様化する中で、世界のなかでも競争力のあるエンジニアがその時々のライフステージ、スタイルに合わせて自分の力を最大限に発揮できる、そのようなニーズにAndelaは応えて拡大を続けています。
AndelaのCEOは今から5年後は、企業が実際に外に出て地元で採用しようとするよりも、検索ボタンを押してすぐに才能を発揮できるようになる構想を持っています。そして今回ソフトバンク・ビジョン・ファンドと組んで世界規模で展開する準備ができれば、マッチング機会へのアクセスだけでなく、個人の才能も劇的に向上させることができると考えています。
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《参照》
2021年11月18日閲覧
「Africa-focused startup Andela becomes a unicorn after SoftBank and Zuckerberg investments」
「$1.5bn Andela becomes West Africa’s 3rd unicorn this year」
「SoftBank sinks $200M into Andela, propels company into unicorn territory」
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